"Untitled"  Oct 16, 2005

屈折した大都会の真ん中で、小さくシャッターを押した。

その焼き付けられた心情風景と再び対面した時、今も何も変わっていないとまた落胆するのである。
相変わらず慌しい日々に追われ続け、相変わらず時間だけが残酷に過ぎて行く。
状況を変えることよりも、まず思い方を変えなければ何も変わらない。
などと思っている間にもまた容赦なくこの小さな場所に秒を刻み込まれ続けているのだ。
全ての人々に、平等に与えられている時間。であるにも関わらず。時間が怖い。

Comments

空が怖い、とは普通あまりおもわない。けれど、この写真の空は怖い。死の漏斗にそそぎこまれ空に落ちていくようで。時は緩慢な死である、ゆえに空間はゆがめられ、雑踏は音を消す。そんな感じがします。
この写真だけじゃなく今回のほかの写真もそうですが、血を流し、骨をけずっている痛みのようなものがあります。そういう痛みをわたし自身感じることもあるのですが、写真にはならない… ヤマサキさんはすごいです。
Posted by: hshimmer on October 17, 2005 02:03 AM
空、恐いですか。僕は冷酷な時間の方が恐いです。空はいつも表情を変えてくれますよね。暗い空もあればすごくいい気持ちにさせてくれる日もある。もちろん時間も楽しい時間があったり苦しいそれを演出してくれますが、あくまでそれらはこちらの状況あってこそみたいなものがあるので、時間自体はあまりにも冷酷過ぎます。人類の誰もが超えられない絶対的なもの、というのも恐いです。友好的に全ての物事を捉えればもっと自分も変えることが出来るのでしょうけど、今の僕には無理なようです...。
血を流し、骨をけずっている痛みのようなもの? それですそれ 笑。h.sさんのコメントは他サイト様へのコメントを含めて次の何かを考えさせてくれるヒントになることが多いのです。それによって哀しい1枚の写真から僕自身も再び次の何かを考えることが出来るような気もします。自分の中で写真をいつまでも完結させたくないのかも知れません。哀しい続きはあまり持ち越したくないはずなのに。結構こういう会話で僕や写真が救われているなと思います。
いや、h.sさんの最近のモノクロにも絶望感と虚無感のようなものをヒシヒシと感じながら拝見しているのですが、違いますか? コメントthanks.
Posted by: yamasaki on October 17, 2005 04:14 PM