"EST-1" Feb 22, 2006
大阪駅から阪急へ渡り、EST-1からNAVIOを抜けて東通りへ入る。いつもの角を右へ曲がって、梅田花月が見えたらまっすぐお初天神通りを進む。
プリントされた過去の写真を1枚ずつ見ていると、情けないやら侘しいやら、少し残すことの恥を知る。
どうも僕は春ごろから同じような月曜日を過ごしているようだ。
昼飯時を逃した時間になると、朝10時から開いてるような薄暗い飲み屋の扉をくぐり、1本のビールと小さな肴でまず溜息をつく。
疲れているというのはきっと自らを罠に追い込む為の嘘なのだ。
現実にこうやって電車にも乗り、無駄に長時間を歩き、写真も撮っているのだし、考えることも放棄するくらい精神的にボロボロになっている訳でもない。
一人になって考え事がしたいと言いながらも、結論の出ない永久ループをただもう一度回してみるだけで、さして差し迫った重要なことでもなさそうだ。
これは自己演出されただけの単なる堕落だ。
行動はともかく、この温々とした脳を何とかしないとマズい。
そして自分にとって写真は、単なる逃げ道の道具でしかないんじゃないだろうか。
そうなると対象物がどうであるとか、心情の焼き付けであるとか、表現がどうした感性がどうした、構図が色がトーンがシャドーが?
もうそんなことは全くどうでもいいような気がしてくる。
バカらしいというか、写真をそんな高尚なものにして欲しくないと切実に思えてしまう。
僕にとって唯一のストッパーなるものが、今、仮に写真であるとしたならば、したならばもう単に写ってくれさえすればいいんである。
でも僕はそんなどうでもいいフィルムをわざわざ現像し、暗室でそれをまた形として呼び戻し、あーでもないこうでもないと残像と戦う。
撮った時のいい加減を忘れているくせに、その結果にまた落胆し、写真って難しいよなぁとか勝手に思っている。
結局、仕事や家庭、この世に生きる限りバカには何もできないということのようだ。
少なくともそれは学力や環境という意味ではなくて。
同じことを繰り返していることに気付かないのが、俺みたいなのが本当のバカ野郎なんだな。
まさに永久ループのDo文にExitが無いような、バグだらけの世界だ...。

Comments
@Roberto - yeah :)
Please let me know what you think of some of the photos I post.
cheers!
Andre'
Phil
i took this photograph in April of last year. there was her who did not have a drop of blood in the window.
i was loafing on the job... i walk around bustling streets, and take a photo. and then began to drink... i didn't care how i looked.
yamasakiさんの意志に反するかもしれませんが、今日のテキスト、痺れました。
out of memoryの焦燥感。「年齢」や「みてくれ」から、社会が勝手に割り振ってくる「○○らしさ」への呪詛。
でも、「円(ループ)」は、ひとつの「悟り」かもしれません。決して「バグ」などでは無く.....。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
えぇ、出口の見つからない暗黒永久ループですよ。悟りへ向かいたいのなら脱出しないと一筋の光も見えません。でも何だかんだ言いながらも僕自身、この負の世界を彷徨いながら楽しんでいる節もあります。こんな暗黒に埋もれていても脳内は活発に動いているようですから。まぁその思考自体もループを繰り返して前へ進めはしていないのですけど。
せめてバグだと思いたいのです。それならまだ修正がきく余地がありますからね。
こんなところですが、こちらこそよろしくです。
» xesco.
yes, Eddie Law. its one of my favorites in flickr.com. there are a lot of people taking a splendid photograph in the world... im always impressed.
ほなつまり俺にとっては仕事と家庭がそうなるようやな。
不必要なものを人間は選ぶようにできてるんじゃないか。
Grandes fotografias! Me he permitido incluir una como homenaje en mi blog. Enhorabuena
nice approache, great angle~!